無題

この季節になりますと、夜の街を歩くのが楽しくなるようなイルミネーションですね。
子供の頃、雪が降って、タイヤのチェーンの音が、サンタの到来に思えてわくわくしたことがありました。
庭の木々に点滅の明かりをつけたり、いくつになっても、サンタさんを待ったり、サンタさんになったり。

クリスマスが終わると、お正月の準備も大忙しですね。新だしで作ったお雑煮は本当においしい。
是非作ってくださいね。
博多のお雑煮とがめ煮の作り方をご紹介します。お雑煮はそれぞれの地方にてお国自慢の雑煮
があると存じますが、博多雑煮はお魚と丸餅を使うのが特徴です。
屠蘇を祝い、雑煮をいただき、おせち料理を食べて１年の健康を願う初春の祝いの食膳は、
代々伝えていきたい食行事です。

■博多がめ煮６人分
	骨付き鶏肉	３００ｇ		＜作り方＞
	れんこん	１５０ｇ		①	骨付き鶏肉は一口位の大きさに切る。
	ごぼう	８０g		②	れんこんと人参は乱切りにし、ごぼうも乱切りにして
	里芋	２００g			さっと一茹でし、アク抜きをする。
	人参	１２０g		●	里芋は皮をむいて一口大の大きさにそろえ、茹でて
	こんにゃく	１丁			ぬめりを取っておく。
	絹サヤ	６～１２枚		●	こんにゃくも他の野菜に合わせて乱切りにし、さっと
	サラダ油	大さじ２			茹でておく。
				③	鍋に油を熱して、鶏肉を炒め、れんこん、人参、ごぼうこんにゃくを入れてさらに炒める。出汁と調味料をくわえて、汁気が少なくなるまで煮て味を含ませる。絹サヤは茹でて、色取りに添える。
	調味
	新だしにて作った出汁	２５０ｃｃ
	赤酒	大さじ１			※野菜は他に大根や筍もおいしく、また椎茸などをいれても良い。鶏肉は骨抜きでも良い。人参は花型に切っても良い。
	砂糖	大さじ３
	醤油	大さじ３

■博多雑煮　　６人分
ぶりの切り身	３００ｇ		＜作り方＞
２～３日前より塩をしておく。（鯛またはアラもおいしい）			①	鍋に分量の水と出汁パック３袋を入れて強火にかけ
干し椎茸	８０g			沸騰したら弱火にして５分間煮る。
人参	２００g		②	２～３日前に塩をしたぶりを一人３０g位の角型に切る。
里芋	１２０g			（即日使うものは塩を強くする）
板付きかまぼこ	１丁			かまぼこは好みに切る。干し椎茸はもどしておく。
かつお菜	６～１２枚		③	里芋は皮をとり茹でる。人参は花形に切り茹でる。
丸餅	大さじ２		④	用意が出来たら１椀分ずつ竹串につないでおく。
				いろいろな具を竹串にひとまとめにして、出汁をはる
調味				ときに串をとると、とても便利です。
新だしにて作った出汁	カップ６		⑤	かつお菜は（みず菜、ほうれん草でも良い）をさっと茹で水に５分程さらし、４cm位に切る。
酒	大さじ１		⑥	餅は洗って粉をとり、水から中火で茹でる。
塩	小さじ１～２		⑦	一方鍋に出汁を入れ、これに串でつないだ具を入れて煮る。魚に火が通って調味する。⑤のかつお菜は椀に盛る直前、一緒にあたためる。
醤油	大さじ１
柚子の皮	6分の１個
			⑧	椀に茹でた餅を入れ、この上に具を入れ、上からおいしい吸汁をはり、最後に柚子の皮を吸口として上に盛る。

★ 出汁の作り方のポイント→　時間があるときは、３０分ほど鍋に水を入れてつけておき、
ゆっくり、中火で煮立てる。沸騰してもさらに5分ほど煮立てる。ふたはしないほうがよい。