風はながれているのに 空はつづいているのに

ロンドンに語学の勉強の為に住んでいる友人がいるのですが、日本に１年に１度のペースで帰ってまいります。彼女は日本にいるときから、名島屋の青汁”始の青麦”をたいそう気に入ってくれ、この青汁のおかげでやせたとまで言ってくれ、ロンドンから帰ってきた時に、徳用袋を５箱ぐらい持ちかえってくれるのです。
イギリスの食事がお口にあわないこと、緑野菜が少ないことも愚痴っておりましたね。テレビのニュースでテロを知り、事の大きさに、時間がたつ程心配になりましたが、１日待って、彼女の一番親しい友人にメールで安否を確かめたところ、昨日の夜遅くにやっと連絡がとれたということでした。電話も回線が不通になったりしていたのでしょうね。とにもかくも安心しました。
　 今日の日本経済新聞の１面の下に毎日掲載の”春秋”にこのように書いてありました。とくに私も同じような気持ちになっていることを抜粋させていただきました。

　 「子どものころあらゆる本を読むことを理想とした哲学者の鶴見俊輔さんは、、、どんな本の中にも、私はとじこめられたくない。どんな本もそれは自分を解放するための手がかりだ。（本と私）と述べている。読書はもちろん、歴史を知ることも、スポーツで競うことも、自分を解き放つ手立てなのかもしれない。
　 そこに何かの正当性や優位性の証しを求め、一色に塗り込めようとすると、事態はもつれてくる。２０１０年の五輪がロンドンに決まり、Ｇ８と中印などの首脳がグレンイーグルズで一堂に会している、ナショナリズムのざわめきが聞こえる今、国益にとじこもらない首脳の対話をぜひ、、、、、、

年とともに、かたまってしまいそうな、好みや性格や主張も、ときには自分を解放させなければ、新しい発想は生まれないと感じましたね。
　　 さてさて、湿度の多いころ、どうしても冷たいものがおいしいですが、やはり胃腸のためには、すこし温かいものがやさしいようです。

疲れやすい頃ですが、お体大切にお過ごしくださいね。