自然でおいしく安全な食品作り
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やっと朝のせみの大合唱も終りつつ、夏も終りも近いと感じています。
皆様お元気でおすごしでしょうか?
まだまだ日中は大変暑いので、水分補給をこまめになさって、夜も寝る前は是非お飲み物を召し上がってお休みくださいね。名島屋の青汁”始の青麦”を召し上がっておられるお客様は是非寝る前にも青汁を、暑い日は召し上がってくださいね。
さて、仙台では大きな地震があり、福岡も経験いたしましたので、この暑い中大変だろうと感じております。
地震があると、いろいろな建築物が壊れ、神戸の例のように、その時に改めて建築物を見なおしたり、問題が指摘され、改善されたりいたしますね。神戸の地震の後、街の再興に大変な活躍をされた、建築家のインタビューがある新聞に載っていました。この方は、再興の建築物のお庭や公園に、この皆の努力の象徴として、白い花の植樹も推進されましたね。白木蓮、はなみずきなど、、、
インタビューの内容を御紹介させていただきます。
「想像力は頭の働き」か 建築家 安藤 忠雄氏
【聞き手】
最近の鉄道事故やその後の対応のまずさは想像力の欠如が一因という指摘もあります。現代人は想像力をなくしたのでしょうか。
【安藤氏】
想像力は頭の中の働きだけと思われがちですが、そうとばかりは言えません。実際に行動することで他者の痛みが分かり、見えないものへの想像を働かせるようになる。想像力は感動体験とか生活感覚の中から生まれてくるものです。それがない人に想像力を求めても無理です。私は若いころ、建築を勉強するために海外を放浪しましたがその時、船上からまじまじと水平線を見た。あの感動はいまだ忘れられない。頭ではわかっていたけれど、自分の目で見た水平線は大違いでした。感動を伴う経験をしなければ、想像力など身につきません。
もちろん、実際に体を動かすことに限らず、読書や映画などに接して感動することも大切な経験となります。
【聞き手】
経験が足りないから想像力が衰える。
【安藤氏】
人間はプロセスを踏んで成長していくこと、つまり年齢に応じた経験を積み重ねていくことが必要です。しかし現代は幼稚園、小学校、中学生、それぞれの段階で体験しておくべきことをしないままに大人になってしまう。知識の総量ばかり気にして、プロセスの重要性を親も教師も忘れている。生活の中にもプロセスがないんです。それでいて、家族が同じ食卓を囲みながらそれぞれ違うものを食べたりしている。「選択の自由」だなんて言ってね。「社会のデジタル化でプロセス軽視、体験軽視の傾向は強まるばかりです。
いろんな意味で、心の底から感動することが少なくなってしまい、頭の中ですべてを了解したと思いこんでいる」
【聞き手】
プロセスを踏む、にはどうすれば良いのでしょう。
【安藤氏】
大人になってからでは遅い。子どもを自由にさせることです。自由を認めて初めて子ども達は体験の中で自分なりの価値基準を築き、判断力を高めていける。自由にはそれなりの責任がついてり回ります。そのことが想像力を養うことにもなる。親は放任ではなく、子どもを自由にさせる勇気が必要です」
「自由ということとは違いますが、小さい時に、苗木から木を育てさせるのも面白い。十センチの苗が小学校卒業時には見上げる木になります」
「最近、失敗を極端に恐れる子どもがいますね。子ども自身、ものずごいフラストレーションもまっただ中にいるのではないでしょうか。子どもが子どもらしく生きられない。でも、そうして育った子どもたちが次は親になる。今、何かを変えないと、大変なことになる」
最後に、聞き手から
週末に行くスポーツクラブのドアに「向こうに人がいるかもいるかもしれません。ゆっくり開けてください」と書いた紙が張り付けられたのは1年ほど前だった。ささいな行為に想像力の欠如を感じる。
安藤氏がショックを覚えたのは、言いつけを守り、雨の日も律義に植木に水をやる一流大学出身の若者の姿だった。
安藤忠雄氏のプロフィール
41年大阪生まれ。独学で建築を学び、69年安藤忠雄建築研究所設立。79年「住吉の長屋」で日本建築学受賞。97年から6年間、東大教授を勤め、現在は名誉教授。「光の教会」「フォートワース現代美術館」など作品多数。
このインタビューを読みながら、雨の日に植木に雨をやる一流大学出身者の若者の姿にショックを覚えたいうところに、常日頃ときどき感じるこの奇妙さに私も、やはり感じている人が多いのだとびっくりしました。
隣に住むシェパードが、週に2回夜、外にごみ出しに裏のドアをあけると、垣根から体半分だして、気をつけてね。って感じで、見守ってくれます。ところが道路をはさんで向こうの家の犬は、そのドアをあける音にいつも反応して、すさまじく吠えるのです。毎回、毎回ですよ。そうすると、その隣の犬は、「違うってば。うちの隣の人だってば。覚えれよ!いいかげんに。わかるだろう。」てな感じで、その犬にまた吠えるのです。ごみだしをするたびにいつも、犬どうしのけんかがはじまります。
ほんと、想像力の欠如した学習能力のない犬!と毎回、隣の犬に話ながら、ゴミだしを終えるのですよ。
いやあね。あんな犬に惚れなさんなよ。なんて言いながら。
【聞き手】
最近の鉄道事故やその後の対応のまずさは想像力の欠如が一因という指摘もあります。現代人は想像力をなくしたのでしょうか。
【安藤氏】
想像力は頭の中の働きだけと思われがちですが、そうとばかりは言えません。実際に行動することで他者の痛みが分かり、見えないものへの想像を働かせるようになる。想像力は感動体験とか生活感覚の中から生まれてくるものです。それがない人に想像力を求めても無理です。私は若いころ、建築を勉強するために海外を放浪しましたがその時、船上からまじまじと水平線を見た。あの感動はいまだ忘れられない。頭ではわかっていたけれど、自分の目で見た水平線は大違いでした。感動を伴う経験をしなければ、想像力など身につきません。
もちろん、実際に体を動かすことに限らず、読書や映画などに接して感動することも大切な経験となります。
【聞き手】
経験が足りないから想像力が衰える。
【安藤氏】
人間はプロセスを踏んで成長していくこと、つまり年齢に応じた経験を積み重ねていくことが必要です。しかし現代は幼稚園、小学校、中学生、それぞれの段階で体験しておくべきことをしないままに大人になってしまう。知識の総量ばかり気にして、プロセスの重要性を親も教師も忘れている。生活の中にもプロセスがないんです。それでいて、家族が同じ食卓を囲みながらそれぞれ違うものを食べたりしている。「選択の自由」だなんて言ってね。「社会のデジタル化でプロセス軽視、体験軽視の傾向は強まるばかりです。
いろんな意味で、心の底から感動することが少なくなってしまい、頭の中ですべてを了解したと思いこんでいる」
【聞き手】
プロセスを踏む、にはどうすれば良いのでしょう。
【安藤氏】
大人になってからでは遅い。子どもを自由にさせることです。自由を認めて初めて子ども達は体験の中で自分なりの価値基準を築き、判断力を高めていける。自由にはそれなりの責任がついてり回ります。そのことが想像力を養うことにもなる。親は放任ではなく、子どもを自由にさせる勇気が必要です」
「自由ということとは違いますが、小さい時に、苗木から木を育てさせるのも面白い。十センチの苗が小学校卒業時には見上げる木になります」
「最近、失敗を極端に恐れる子どもがいますね。子ども自身、ものずごいフラストレーションもまっただ中にいるのではないでしょうか。子どもが子どもらしく生きられない。でも、そうして育った子どもたちが次は親になる。今、何かを変えないと、大変なことになる」
最後に、聞き手から
週末に行くスポーツクラブのドアに「向こうに人がいるかもいるかもしれません。ゆっくり開けてください」と書いた紙が張り付けられたのは1年ほど前だった。ささいな行為に想像力の欠如を感じる。
安藤氏がショックを覚えたのは、言いつけを守り、雨の日も律義に植木に水をやる一流大学出身の若者の姿だった。
安藤忠雄氏のプロフィール
41年大阪生まれ。独学で建築を学び、69年安藤忠雄建築研究所設立。79年「住吉の長屋」で日本建築学受賞。97年から6年間、東大教授を勤め、現在は名誉教授。「光の教会」「フォートワース現代美術館」など作品多数。
このインタビューを読みながら、雨の日に植木に雨をやる一流大学出身者の若者の姿にショックを覚えたいうところに、常日頃ときどき感じるこの奇妙さに私も、やはり感じている人が多いのだとびっくりしました。
隣に住むシェパードが、週に2回夜、外にごみ出しに裏のドアをあけると、垣根から体半分だして、気をつけてね。って感じで、見守ってくれます。ところが道路をはさんで向こうの家の犬は、そのドアをあける音にいつも反応して、すさまじく吠えるのです。毎回、毎回ですよ。そうすると、その隣の犬は、「違うってば。うちの隣の人だってば。覚えれよ!いいかげんに。わかるだろう。」てな感じで、その犬にまた吠えるのです。ごみだしをするたびにいつも、犬どうしのけんかがはじまります。
ほんと、想像力の欠如した学習能力のない犬!と毎回、隣の犬に話ながら、ゴミだしを終えるのですよ。
いやあね。あんな犬に惚れなさんなよ。なんて言いながら。
さてさて、暑い日は続いていますが、よく空をみるとやはり夏の空ではないですね。
季節の変わり目のおり、お体気をつけてくださいね。
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