無題

福岡は蛍が舞う季節なりました。蛍という漢字をよく見るとほんとに蛍の姿を浮かべます。

日本語は当て字の漢字を使ったり致しますが、たとえば今の季節出まわる”そらまめ”は漢字で書くと蚕豆・・・絹の原料になるお蚕さんが成虫になり、”そら豆”が空にむかって実をつけるからだそうです。そして、空に向かって（上むきに）実をつけるので、縁起ものの豆として昔から言われています。

昔、夏休みの理科の研究課題として、小学校３年生の時にお蚕さんを育てたことがあります。桑の葉っばを蚕は食べるのですが、その桑の葉っぱがなかなか町にはないのです。蚕は田舎の母の実家から頂いてきたのですが、食べさせるものがない！福岡市東区には九州大学の農学部のキャンパスがあるのですが、なんと農学部が桑を育てていたのですよ。道路沿いにある畑を母とみつけ、夜に母と泥棒をいたしました。
今でも時々その前をとおると、ごめんなさいとつぶやいておりますが、そのせいで九大に落ちたのかもしれません？？すまし顔で言ってたところで、もちろん誰も九大を受ける頭があったとは信じませんが。はい、もちろん冗談です。その蚕ですが、まあよく食べるのですよ、桑を。１０匹ぐらいだったと思いますが、畑のフェンスを何度登ったことか。時効になっているので、つかまることはないと思っていますが、本当に農学部のみなさんごめんなさい。しかし、おかげさまで、蚕がまゆを作るまで、写真をとって、すばらしい夏休みの宿題ができたのです。小学校の思い出の大きな1つです。とにかくなんでも、興味がわいて連れて帰ってくるから仕方がないですね。今でもすこしそのクセがとれません。

さて名島屋は最近、にんにくと大麦若葉の粉末をブレンドした錠剤を作ろうをしているのですが、にんにくの香り？におい？を大麦若葉が消してくれ、飲んでも全くにおわないのですよ。にんにくは、昔からエジプトではピラミッドを作る労働者に食べさせて重労働を耐えさせていたという記録もあるほど、身体の抵抗力を高め、疲労回復に効果があるといわれていますね。
そこで、その錠剤の名前をつけるのに最近は寝ても醒めても考えているのです。
候補は①効緑にんにく②緑効にんにく③仙緑にんにく④千緑にんにく⑤勝緑にんにく、以上です。
さてさて皆さん、商標というのがあるのは御存知ですか？いろいろな商品に名前をつけるでしょう、、その名前をまねされないように法的に登録するのです。
①と②は皆さんよく耳にすることがあると思うのですが、その名前についているのでだめなのです。やはり！！
私は“勝緑にんにく”に腹がきまりつつあるのですが、皆様もし、御意見がありましたら、是非是非掲示板にでも書きこみをしていただいたら幸いです。
友人にところ構わず”ねえ、私、にんにくのにおいしない？”と聞いております。
いまのところ、”なんにもしない”と言ってもらっているので、人体実験は成功をおさめたかと思っております。

梅雨にはいりますね。梅酒もつけ、梅があがってくるのを待ちながら、梅雨の季節を楽しもうかと思っております。そうそう、最近古本を買ってくれるところに、本を売ったら８０００円以上になったのです。ところが、引き取りにきてくれたとき、買えないものは持って帰ってくれないのですが、そのなかに、意外と買うのをためらっ
た本が多いのにびっくり。俗にいうはやりの作家ではなくて、地味な本だけれども、内容はおもしろい本なのです。今度別の古本屋さんに行って、その売れ残りの本をわかってくれる人に高く売ってこようっと。売れ残りをないがしろにするのではないぞ。

じめじめの季節になりますが、消化のよいものを御召し上がりになってお元気にお過ごしくださいね。